全建総連では、組合員の資格取得による技術・技能の向上を目的として、平成30年４月より新たに「全建総連技能者育成基金制度」を創設します。

この事業の１つに「資格取得報奨金制度」があります。これは、島根建連では既に実施している資格チャレンジ助成金制度と同様、資格を取得した組合員に対して、報奨金を支給するという制度です。島根建連と大きく異なるところは、対象となる資格を３つに区分し、組合員の年齢に関係なく、その資格区分に応じて支給金額が10,000円、6,000円、3,000円に分けられている点です。
なお、平成30年４月以降に取得した資格が対象となるため、取得日（合格証書や修了書等の日付）が平成30年３月以前の場合は対象となりませんのでご注意ください。
また、島根建連と同様、「資格の受検（受験）及び受講時、報奨金の支給時に組合員であること」が支給要件となっています。
報奨金を受けるには、申請手続き（申請書と資格取得を証明する書類）が必要となります。時効については、島根建連では「前年度分まで可能」となっていますが、全建総連は「資格取得日から３年以内」となっていますので、その間に申請いただきますようお願いします。申請は、対象資格ごとにできますので、異なる資格であれば１年度に複数回申請することもできます。
なお、申請受付は、４月以降でないと対応できません。予めご了承ください。
この秋から運用が始まる建設キャリアアップシステムと合わせて、資格取得者が増加傾向にある中、技術・技能が適切に評価され、処遇改善につなげられるよう、組合員への周知徹底と制度の積極的な活用をよろしくお願いします。

（資格チャレンジ助成金制度と併用申請可能）