先般９月21日の奥能登豪雨で被災した住民に対する応急仮設木造住宅について、石川県庁から全木協に対して正式に建設要請がありました。

建設される団地は、「仮称・輪島市杉平町仮設団地(104戸）」、「仮称・輪島市釜屋谷仮設団地(60戸)」の２カ所が順次着工となり、全て木造２階建ての集合住宅型となります。

労働条件等については、能登半島地震の条件を継続する方向で労使協議が行われ、加えて、全戸が２階建てになること、フルハーネスの持参・着用が原則となり、高齢者の労災発生等が相次いだことから、年齢制限（70歳以下）を設けられることになりました。

当初は、11月中旬頃の工事開始が想定されていましたが、地盤調査の結果、地盤改良が行われることになり、大工工事は12月10日に開始されることになりました。

応急仮設木造住宅建設は多くの建築大工の働き手が必要となり、全木協の行う事業には、全建総連の組合員でなければ参加することができません。皆さまのご理解とご協力のもと、まずは協力者名簿へのご登録をお願いいたします。

豪雨により、被害に遭われた多くの皆さまに心よりお見舞い申し上げますとともに、皆さま方の一日も早い復旧をお祈り申し上げます。石川県・輪島市からの建設要請に応えるため、何卒ご協力を賜りますよう心からお願い申し上げます。

※詳細については、所属組合にお問い合わせください。