大工技能者等の確保・育成の取り組み支援を目的に、国土交通省が令和4年度までの3カ年で実施してきた「大工技能者等の担い手確保・育成支援等事業」は、同様の趣旨を活かしつつ、新たに中小工務店における労務管理や施工管理等のデジタル化による労働環境向上といったDX(デジタルトランスフォーメーション※情報技術を活用した事業・業務の改善・効率化)等の要素を加えたうえで、改めて令和5年度から3カ年で実施され、島根建連ではこの補助事業を活用し、これまで同様、若年大工技能者の育成を柱にした「建築大工の担い手確保・育成支援等事業」を3カ年で実施しています。
本事業については、前回事業同様、平田支部の協力を得ながら事業(長期訓練コース)を取り組みます。技能者の処遇改善に向けて建設キャリアアップシステムの技能者情報登録を促進すると共に、建設技能者の能力評価制度に関する告示に基づき定められた建築大工の能力評価基準において、レベル2以上の判定を受けられるよう、必要な技術・技能の習得に向けた取り組みを支援していきます。
昨年11月に3カ年度事業の初年度が無事終了(受講生8人)し、令和6年度より2年度目を迎えようとしています。引き続き、平田支部の協力を得ながら事業(長期訓練コース)を取り組みます。
2024年度受講生の募集締め切りは、4月30日(火)までとなっています。2024年度~2025年度の2年度間受講できる方がおられましたら所属組合まで受講申込書をご提出ください。