特定健診・特定保健指導とは
基本健診、がん検診、胸部直接レントゲン撮影を3本柱に実施
平成20年度から「高齢者の医療の確保に関する法律」により、健康診査(健診)の制度が大きく変わりました。これからは、生活習慣病予防の徹底を図るた め、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に着目した健診が実施されます。中建国保では、「基本健診」、「がん検診」(島根県支部では、大腸がん健診)、「胸部直接レントゲン撮影」を3本柱として健診を実施しています。
今までは市町村が主体となっていましたが、これからは保険者(中建国保)が主体となって健診事業を行います。中建国保の場合は、集団健診を基本としていますので、組合員の皆様方は、各支部からのお知らせで受診日等をご確認ください。
今までは市町村が主体となっていましたが、これからは保険者(中建国保)が主体となって健診事業を行います。中建国保の場合は、集団健診を基本としていますので、組合員の皆様方は、各支部からのお知らせで受診日等をご確認ください。
集団健診の結果、40歳以上の方で、生活習慣病にならないようにするための保健指導が必要な方には、希望により中建国保が費用を負担して、個別に保健指導(健診結果説明会)を受けることができます。
集団健診の他にも、職業病対策として、胸部直接レントゲンのアスベスト読影、その後のフォローアップ診療にも取り組んでいます。
なお、健診のオプション検査については、血液検査による「前立腺がん検査」(自己負担、健診当日支払い)、レントゲン撮影による「胃がん検査」(自己負担、健診当日支払い)、胸部読影による「アスベスト検査」(自己負担なし、40歳以上組合員と60歳以上家族全員対象)、血液検査による「卵巣がん、婦人科系疾患検査」(自己負担、健診日当日支払い)などがあります。
また、若い世代に健診を受けていただくきっかけづくりとなるよう、「郵送による大腸がん検診」を実施します。前年度に健診を受けていない方のうち、当年度中に35歳と40歳の誕生日を迎える方を対象に申込用紙を送付しています(検診費用は郵送料含め中建国保が全額負担します)。
節目年齢の人間ドック受診を補助します(2018年度より実施)
年度中に40歳、45歳、50歳、55歳、60歳、65歳、70歳の誕生日を迎える人が特定健診にかえて人間ドックを受診したとき、人間ドックの費用額にあわせて補助金を支給します。人間ドックには、特定健診、胸部レントゲン撮影、がん検診を含みます。特定健診と人間ドックの両方を受けた場合の費用負担はどちらか1回のみとなります。
人間ドックの費用 | 補助額 | |
人間ドックA | 3万円以上4万円未満 | 15,000円 |
人間ドックB | 4万円以上 | 20,000円 |
※3万円未満の人間ドックを受けた場合は、従来どおり、特定健診、胸部レントゲン撮影、がん検診を含む追加健診を合わせた11,000円までの補助となります。
健診事業一覧表
特定健診 | (1)組合員40歳以上75歳未満
(2)家族40歳以上75歳未満
(3)基本健診、追加健診として胸部直接レントゲン撮影、各種がん検診を含めて1万1000円を限度にかかった費用の実費を費用負担 |
一般健診 | (1)組合員40歳未満
(2)家族20以上40歳未満
(3)基本健診、追加健診として胸部直接レントゲン撮影、各種がん検診を含めて1万1000円を限度にかかった費用の実費を費用負担 |
特定保健指導 | 特定健診を受診した結果、「動機付け支援」「積極的支援」の対象者となり、指導中に継続して資格がある人。動機付け支援は1万500円(税込)、積極的支援3万1000円(税込)を限度に費用負担します。 |
その他補助 | 40歳以上の組合員及び家族が人間ドックを個人で受診した場合に1万1000円を限度にかかった費用の実費を負担します(年度内1回)。ただし、一般健診・特定健診を受診して補助を受けた場合は対象外となります。 |
申請必要書類 | (1)健康審査補助金申請書(個人用)
(2)健診内容が確認できる領収書等
(3)特定健診対象者については、基本健診項目を含んだ結果表および質問票 |
職業病(アスベスト)対策事業への補助
胸部レントゲンフィルムをアスベスト専門医に再読影してもらった場合、当該年度につき1回400円を限度に補助します。
令和6(2024)年度集団健診日程表 (58KB) ※組合員・ご家族全員が受診対象です。 ※詳細は案内文書でご確認ください。 |